ホンネの穴

海外で暮らす普通の女が日々考えること、誰にも言えない本音を漏らすブログ

男は浮気、不倫をする生き物という免罪符をそろそろ止めてほしい話

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はそういう生き物だから」そんな言葉を今までどれだけ聞いてきただろうか。

芸能人の不倫騒動なんかをワイドショーなんかで取り上げる度、必ずその免罪符なる言葉を使うコメンテーターがいる。

「男と女は違う。子孫を残すための正常な反応だ、仕方がない」

 

女が不倫をすれば「とんでもないビッチ」というレッテルを貼られ、テレビに出れなくなるほど叩かれたりするのに対し、不倫をした殿方たちは「まあ、しょうがないよね。」感でいつも済まされる。お笑い芸人なら、笑いに変えたりもする。

 

もちろん、男と女に違いはある。そのことは承知の上だ。しかし、浮気や不倫をしてしまうという理性のなさや不誠実さを「男だから」で済ませてほしくないのだ。しかもそれをメディアで堂々と言わないでほしい。そんな免罪符なるものはない!!

 

普段、芸能人の不倫騒動なんかを見ても「ふーん」としか思わなかった私がなぜこんな記事を書いているかと言うと、浮気され別れたばかりの私の腸は煮えくり返っているのだ!!!!!!!徹底的に浮気について話したい。話させてくれ。

 

「男が」ではなく「お前」がそういう生き物なんじゃないのか?

 「ういう生き物」という、なんとも反論のしにくい、あたかもどうしようもないことだと認めるしかない都合の良いその言葉。

言わせてもらう。それは男がじゃなく、てめぇがそういうどうしようもない、理性のないカスみたいな生き物だけなんじゃないのか。それなら意味はわかる。

「ふーん。カスな人間がいるもんだ」そうやって腑に落ちることができる。

なぜなら女だって浮気や不倫をする。男だけじゃない。それはもう男女の違い、とかではなく人間性の違いなだけじゃないだろうか。

 

題は、昔から男の不倫を肯定する雰囲気が散々メディアから世間に発信され続けたことだ。確かに、女たちも「外で遊んでも、私の元に帰って来てくれればいい」などと、女遊びは男の甲斐性だからと認めるような時代もあったのは確かだ。芸能界の不倫騒動でも、まるで不倫ができるのはイイ男だから、と「男のステータス」のような捉え方をされることもあった。

しかしそんな誤魔化しはもうやめてほしい。素直に自分が「モテている気」になることだけしか自分に自信を持てないカスだと認めるべきだと思う

 

 は別に、すべての浮気や不倫が「裏切り」「最低な行為」だと野暮なことを言うつもりはない。

それぞれの恋人や夫婦間には様々な形があり、その中には「他に行ってもしょうがないわね」というパターンも実際にあると思う。

セックスレス、DV、家庭で居場所がない。一言では説明のできない事情がどの恋人や夫婦の間にはある。

でも、そんな関係なら別れてしまえばいいのだ。他に本当に愛するひとを見つけたなら、さっさと別れてそっちに行きゃいいじゃないか。

「そんな簡単じゃない」と言われるだろう。しかし、簡単であるべきだ。

「子供のために」「経済的に」「世間体に」と色々別れない理由はあるのだろうが、それは全て言い訳だ。

仮面夫婦を続けることが子供にとって良いことではない。子供だって馬鹿じゃない。経済的にと言う人は相手に依存しすぎてきた結果だ。世間体なんてもう言い訳にもならぬ。

結局、別れないということは自分に都合がいいからである。浮気、不倫相手のことも、別にそこまで好きじゃないのである。性欲や寂しさというちっぽけな理由だけで浮気、不倫を行っているだけにすぎない。

別れを踏み出す一歩もなく、どっちもなんとなく手元に置いておきたいなんて、欲だけが強い、弱っちい人間のすることなのだ。

 

浮気なんてしない人間もこの世にはたくさんいる

 婚をしていたり、恋人がいるからといって、決して他の誰かに心移りはしません!なんていう人はいないと思う。パートナーと一緒にいる期間が長ければ、ケンカした時や倦怠をお互い感じている時期など関係がなかなか上手くいかない時もある。

そんな時に、家庭や自分の生活からかけ離れたところで微笑む異性はが魅力的にみえてしまうことはよくわかる。隣の芝ほど青く見えるのだ、きっと。

それを責めることはできない。

 

しかし!!!!!それを行動に移すかどうかは別だ。そのかりそめの気持ちをきちんとコントロールして消滅させるか、突っ走るか。

そこでいい人間とカス人間の差がでる。

 

いい例は、小藪一豊さんだ。彼は一部の人間には暑苦しいと思われるくらいに、家族への愛と感謝をメディアで発信してくれている。しかもきちんと芸人さんらしく、そこに笑いを交えるというスキルでだ。テレビの中でそういう発言をすることで、自分に言い聞かせている部分もあるのかもしれない。

そういう彼の姿は見ていて気持ちがいいし、こういう人を信念を持ったカッコいい男と呼ぶのだと思う。そしてなによりおもしろい。

ほとんどの芸人は、本当はそうは思っていなくても笑いを提供するという立場から、女関係をおもしろおかしく語る。クスっとしてしまうことはあるが、よくよく考えるとムカついてくる。

 

趣味をもっている人間は心移りしにくい 

結論、浮気や不倫に走る人間というものは、暇なのだ。その暇が寂しい。そして、誰かに相手してもらいたくて浮気や不倫、という結果になるのだ。まるで駄々をこねる子供みたい。

小藪一豊さんを始め、世の中にいる本当にカッコいい男たちはだいたい暇じゃない。

小籔さんはドラムを叩いたり、本をたくさん読んでいる(と思う)。知識がたくさんあるし、政治など世の中のこともよく考えている。

そうやって趣味を持っている人は、浮気や不倫なんてしている暇はないのだ、きっと。

性欲を満たすことで暇な時間を埋めるのではなく、ぜひ趣味を見つけてカッコいい人間になってもらいたい。

「男はそういう生き物」という理由はもう通用しない。「女遊びは男のステータス」なんて時代は終わったのだ。

とにかく、そんな免罪符はない!!!

世の男達よ、お願いだからしっかりと自分に自身を持った、カッコいい人間になってくれ。

女たちもがんばるからさ。

 

 


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